ガクアジサイ
Hydrangea macrophylla (Thunb.) Ser. f. normalis (E.H.Wilson) H.Hara

(ユキノシタ科)

(2005年7月:父島字西海岸)
 ガクアジサイは日本固有の植物で、房総半島の海岸部、三浦半島の海岸部、伊豆半島の海岸部、伊豆諸島、小笠原諸島(北硫黄島、南硫黄島)に自生している植物です。
父島は戦前に植えられたもので、今でも種子による更新をしながら残っています。

 樹高は、1〜2m程。
衝立山付近の沢沿いにあり、場所によっては種子繁殖が旺盛で在来植生に入り込みつつあります。

 葉は20〜30cm程と大きく、葉脈や鋸歯(きょし:ギザギザ)がはっきりしています。無毛。

 花期は7〜8月ごろ。
和名の額紫陽花の「額」は、大きな花弁のような装飾花(そうしょくか:ひとつの花序の周辺にあって大きく目立つもの。【例】ヤブデマリなど)を額縁(がくぶち)に見立てたものだそうです。
ガクアジサイの花は、中央にある小さな両性花です。
右下の果実の写真を見ると、装飾花が結実していないのが分かります。
果実(2006年2月)

外来:木本類(1)の表紙にかえる