No.52ムニンツツジ

固有種:ツツジ科)

5月の連休、ムニンツツジの花が
咲いているので見に行こうと誘わ
れたので行きました。
巽道路の終点に車をとめて
そこから躑躅山を目指しました。
最初のムニンツツジは、
切り立った崖の下にありました。
ネットで囲われてありました。
ヤギの食害から守るためでしょう。
ふと足下に目をやると、ヤギの
糞が落ちていました。
そこから、次のムニンツツジを
目指しました。
今度は山の斜面にありました。
やはり、ネットで保護されてい
ました。

(2003年5月:父島・躑躅山)

枝先に真っ白いムニンツツジの
花がいくつも咲いていました。
かなり大振りの花でした。
曇り空で今にも雨が降ってき
そうな天気でしたが、ムニン
ツツジの白い花がひときわ
目立ちました。
長い道のりを歩いてきた疲れも
白いムニンツツジの花のお陰で
なくなるほどでした。

ムニンツツジの写真を撮るた
めにものにつかまりました。
それほど、ムニンツツジは
山の急斜面にありました。

1月の中旬、
学校の先生方とハイキングに
行った折り、朝立岩にあるムニン
ツツジを見ました。
刮ハ(ホウセンカのように縦に
割れて種子が飛び散る果実)が
たくさん割れてついていました。
刮ハの下に手を置いて、
枝を叩くと手のひらに薄茶色の
粒が落ちました。
ルーペで見ると、長さ1ミリにも
満たない長四角の形をした種子
でした。感激しました。
(2004年1月:父島・躑躅山)

(2003年5月:父島・躑躅山)

ムニンツツジの葉は、
全縁(鋸歯:ぎざぎざ:がない)で
す。褐色の毛は、特に葉の裏面
の主脈と葉柄に多く、茶褐色に
見えるほどです。

数えるほどしか、残っていない
固有種を守りふやしていくことは
大変難しいことのようです。
ムニンツツジのような固有種が
生き残る環境を残すことが大切
だと考えました。
どうやって環境を守っていくかで
いくつもの課題がありそうです。

(2003年5月:父島・躑躅山)


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