No.42オガサワラグミ

固有種:グミ科)

父島の初寝浦展望台横に
落書きだらけの壊れた
旧日本軍の建物があります。

その建物の左横に
オガサワラグミは、
繁茂しています。

また、夜明道路から
初寝浦展望台に入る道路
途中にもあります。

オガサワラグミは、常緑の
つる性の植物です。

(オガサワラグミ:2003年1月:父島・初寝浦展望台)

花は白っぽい色をした黄土色で、
目立たない小花です。

先が4つに裂けています。

花は涼しくなる11月頃から
年明けの1月頃まで見られます。

                (オガサワラグミの花:2003年1月:父島・初寝浦展望台)

オガサワラグミの果実は、
冬1月頃から3月頃まで
見られます。

果実は、花冠(花弁全体)
をつけたまま実ります。

果実が赤く熟すのは、
2月に入ってからです。

(オガサワラグミの実:2003年2月:赤旗山)

葉は互生(互い違い生える)し、
楕円形でもとが丸く全縁
(葉のふちがなめらか)です。

葉全体は銀白色の毛に
被われていて、裏面は特に
銀白色が強いです。

若枝と新葉は鉄さび色
のものが多いです。

                               (オガサワラグミの葉:2003年1月:初寝浦展望台)


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