ウマゴヤシ

Medicago polymorpha L.
(まめ科)


            小笠原では、1月の下旬頃から日のよく当たる場所に、
            野の草が花をつけだします。
            ウマゴヤシも黄色の小さな花をつけます。
            花はいくつも花が集まって、一つの花のように見えます。

(2001年5月:父島・小学校)

            葉は三つ葉のクローバーのように三つの小葉(しょうよう)からなります。
            果実(豆果:とうか)は、右下の写真のように渦巻き状になっています。
            果実の中に数個の種子が入っています。
            ウマゴヤシは、ヨーロッパが故郷の植物です。
            江戸時代、日本に入ってきた植物です。
            小笠原には、最近入ってきたものと思われます。
            和名(日本の名前)ウマゴヤシ「馬肥やし」は、
            よい牧草になるという意味です。

(2001年5月:父島・小学校)


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