別名コバナヒメハギと呼ばれる
カスミヒメハギは、小笠原・父島
では釣浜・宮之浜の遊歩道で
春から夏に見られます。
また、長崎展望台入口手前の
1周道路の右崖上のムニン
ビャクダンの株の根本にも
生えています。

カスミヒメハギは南アメリカ
原産でインドネシア、ニューギ
ニアや南太平洋諸島に帰化し
ている一年生草本です。
葉は線形で互生し、茎の先端
に長い花序を出し、1pほどの
白色の小さな花を穂状につけ
ます。

(2003年5月:父島・長崎展望台入口手前)

図鑑では、年間を通して開花す
るとなっていますが、
小笠原では春先から
暑さが厳しくなるまで
よく見られます。

ベラのパラボラアンテナの
手前の道路脇に大雨のあと
などに水がたまりが出来る
場所があります。
その道路際にもカスミヒメハギ
が可憐な花を咲かせて
いました。また、境浦海岸への
下り道にも生えいているそう
です。


外来:草本類(1)の表紙にかえる
カスミヒメハギ
     Polygala sanguinea L.

ひめはぎ科